皆様、ごきげんよう!
リップクリームコレクターの藤堂です。
まず最初にご紹介するのは、定番中の定番。
「ロート製薬」の「メンソレータム 薬用リップスティック」です。
こちらは薬局でもコンビニでも見かけますし、
昔からある商品なので一度は使われた事があるのではないでしょうか。
今回は、保湿力やメイク下地としての能力がどれ程なのか、見てみましょう!
メンソレータムの歴史
「メンソレータム」は1894年アメリカで生まれました。その後1920年に日本で発売。
トレードマークにもなっている「リトルナース」ちゃんが出てきたのは1951年。
1975年にはロート製薬が「メンソレータム」の製造・販売を開始します。
(出典:ロート製薬HP 「メンソレータムの歴史」https://jp.rohto.com/mentholatum/history/)
1894年の誕生から、2021年で127年。その間に色々とあるのですが、
「やさしさ、ぬくもり、頼もしさ」を守り、今では様々なラインナップが作られています。
「メンソレータム 薬用リップスティック」の成分
有効成分:l-メントール、dl-カンフル
その他の成分:白色ワセリン、精製ラノリン、流動パラフィン、セレシン、香料
「メンソレータム 薬用リップスティック」の効果
まずは塗る前の状態です。一緒に唇の水分と油分もチェックしましょう。
血色悪いですね。水分は52%、油分は16%とまずまずの状態です。
「メンソレータム 薬用リップスティック」を塗った後の状態です。
ちょっと血色がよくなりました。水分は34%と下がり、油分は39%と上がっています。
おそらく油分はリップクリームに含まれる成分に反応し、水分はその油分が邪魔してしまった為、下がってしまったのでしょう。
それでは、6時間後の水分と油分を見てみましょう。
油分は37%とほぼ保たれていますが、水分が21%と大分下がっています。
弾力もないようですね。
ちなみにスッピンリップのまま6時間経過するとこんな感じです。
顔を洗った直後。
何もつけずに6時間経過
スッピンリップよりは、数字だけ見ると保湿されているようですが、あまり大差ない気がします。
化粧下地として使用してみた
使用する口紅は
・プチプラ…OPERA リップティント 01レッド(旧パッケージ)
・デパコス…資生堂マキアージュ ルミナスティックルージュ RS352(廃番)
まずはリップクリームを塗り10分おいて馴染ませ、口紅を塗った後すぐに1回ティッシュオフして、定着しているか見ます。
まずはプチプラ代表として、OPERAのリップティント。
続いてデパコス代表、マキアージュのルミナスティックルージュ。
OPERAはうるおいは減りましたが、色は少し残っていますね。流石。
ルミナスティックルージュは色味が大分落ちており、若干ラメが残っているようです。
塗った感触としては、10分経ってもリップクリームの油分が残っており、よく言えば滑らか、悪く言えば滑る塗り心地でした。
リップクリームを塗った後、1回ティッシュオフして油分を取った方がいいかもしれません。
まとめ
- 油分はしっかり残るタイプ。保湿向き。
- 化粧下地として使うのもOK。ただし、1回ティッシュオフしてから。
以上、「メンソレータム薬用リップスティック」のレビューでした。
また次のレビューでお会いしましょう。
ごきげんよう!!
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